第72回-第80回 ] 第81回-第90回 ] [ 第91回-第100回 ] 第101回-第110回 ] 第111回- 第120回]第121回-第130回 ]

 

日本農業工学会第 91回理事会議事録 
日 時 平成15年4月1日(火)14:00〜16:00
場 所 農業土木学会事務局会議室
出席者 木谷会長、中村、真木両副会長、大政、蔵田、世良田、前川、岩崎、田中各理事、(古在、塩両理事)、冨田、花形両監事、事務局馬目
議 事 1.第19回定時総会召集について  
  原案を承認した。

2.第19回定時総会提出議案について

  次の原案を承認した。
  議案1 平成14年度事業報告案
  議案2 平成14年度収支決算案
  議案3 平成15年度事業計画案
  議案4 平成15年度収支予算案
  議案5 フェロー顕彰者の報告
  議案6 役員の選任について
3.フェロー顕彰者について
  今回のフェロー顕彰者11名を決定、規程により定時総会に告知する。
4.JABEE関係の報告
  田中理事から資料によりJABEEの認定作業の説明があった。
5.次回予定 
  平成15年5月16日 10:30〜
 農業土木会館6階第1会議室
       
 
 
日本農業工学会第92回理事会議事録
日 時 平成15年5月16日(金)10:30〜11:30
場 所 農業土木会館6階第4会議室
出席者 木谷会長、古在、中村、真木各副会長、大政、蔵田、世良田、前川、岩崎、田中各理事、冨田、花形両監事
新規役員:中野、笹尾両役員、事務局馬目
議 事 1.第19回定時総会提出議案について
  提出6議案を確認した。

2.学会ロゴマークの決定について

  工藤和久氏が応募した作品に一部修正することで決定した。なお、修正等については、会長に一任することとした。
3.第20回シンポジウムの幹事学会について
  農業施設学会にお願いすることとした。
4.第\期役員について
  第\期役員についての総会への提案を議案6のとおり行うことを決定した。
5.その他
  (1)JABEEの総会について木谷会長及び田中理事から報告があった。
  (2)日本学術会議の改革の具体化について(案)について中野新会長から報告があった。
 
 
 

 
日本農業工学会第93回理事会議事録
日 時 平成15年8月20日(水)14:00〜16:00
場 所 農業土木会館6階第4会議室
出席者 中野会長、真木、前川両副会長、大政、村瀬、蔵田、笹尾、岩崎各理事
     (欠席:世良田、町田、田中各理事)、冨田、花形両監事、事務局馬目
議 事 T.報告事項
1.第19期日本学術会議の発足
  中野会長から「日本学術会議の改革の具体化について」により説明があった。

2.CIGRについて

  中野会長よりCIGR専門委員会委員は、3名、小委員会委員に日本農業工学会役員全委員になっていただき、年3回程度開催するとの報告があった。
3.JABEE関係の報告
  岩崎理事より7月2日付けの朝日新聞および愛媛大学の認定書により説明があった。
 
U.協議事項
1.役員の会務については、以下の通り決定した。
 

会 長 
副会長 
 〃  
理 事 
 〃  
 〃  
 〃  
 〃  
 〃  
 〃  
 〃  
監 事 
 〃  

中野 政詩 
真木 太一 
前川 孝昭 
大政 謙次 
村瀬 治比古 
蔵田 憲次 
世良田 和寛 
笹尾  彰 
町田 武美 
岩崎 和巳 
田中 忠次 
冨田 正彦 
花形 将司 

国際・学術対応
フェロー選考委員会 委員長
シンポジウム委員会 委員長
情報委員会 委員長
フェロー選考委員会 委員、国際・学術担当
フェロー選考委員会 委員
情報委員会 委員
フェロー選考委員会 委員
情報委員会 委員
事務局長、フェロー選考委員会 委員
JABEE担当
シンポジウム委員会 委員
シンポジウム委員会 委員

2.第20回シンポジウムについて
  担当の前川副会長よりテーマは「循環型社会の形成と地域産業の振興」仮題との報告があり、開催日等については、以下の通りに決定した。
  なお、詳細については、次回理事会で検討することとした。
  開催日 平成16年5月14日
  場 所 農業土木会館会議室
3.フェロー選考について
  事務局よりフェロー選考規則の一部修正案が提出され承認された。

【原案】
第3条
2.前項の推薦にあたって、推薦者は別紙様式1による推薦書を毎年7月31日までにフェロー選考委員会の提出する。

第5条
4.委員の任期は3年とする。
 

【修正案】
第3条
2.前項の推薦にあたって、推薦者は別紙様式1による推薦書を毎年9月30日までにフェロー選考委員会の提出する。

第5条
4.委員の任期は3年とする。ただし、再任を妨げない。


今年度の推薦については、審査締切11月30日とし、役員全員に推薦依頼文書を送付することとした。

4.年次予定について
  事務局案を承認した。
5.委員会規約について
  情報委員会及びシンポジウム委員会の規約については、委員長が原案を作成し、次回理事会で検討することとした。
次回理事会予定
     平成15年10月27日 14:00〜
     農業土木学会事務局会議室
 

 


 

日本農業工学会第94回理事会議事録
日 時 平成15年10月27日(月)14:00〜16:00
場 所 農業土木学会事務局会議室
出席者 中野会長、真木、前川両副会長、大政、村瀬、蔵田、世良田、笹尾、町田、岩崎、田中各理事、花形(代理:今田)監事、(欠席:冨田監事)、事務局:馬目
議 事 T.報告事項
1.日本学術会議研究連絡委員会の再編について
  中野会長から第19期日本学術会議総会が10月28日に開催され、研究連 絡委員会が再編されるとの報告があった。

2.JABEE関係の報告

  田中理事から第26回JABEE基準委員会議事録により説明があった。
  「2004〜2007年の進め方について、各大学がホームページ等を参照しながら遺漏なきよう対応することが望まれるとの注意があった。」
 
U.協議事項
1.第20回シンポジウムについて
  前川副会長から講演課題について説明があり、検討の結果、講演は以下の5課題とし、詳細については、次回理事会で決定することとした。

タイトル:循環型社会の形成と地域産業の振興


  1.バイオマスの炭素固定能を活用した循環型社会の構築とその評価手法(農業施設学会)
    講師:杉浦 則夫(筑波大学)

  2.循環型社会における資源有効利用の変遷と農業分野の実践
    (日本植物工場学会)
    講師:杉山 正彦(名古屋女子大学)

  3.自然エネルギーの利用と循環型社会(農業機械学会)
    講師:未定

  4.栽培漁業に関連する生物環境調節の役割(日本生物環境調節学会)
    講師:村上 克介(大阪府立大学)

  5.バイオマスニッポン総合戦略と農業・農村の活性化(農業土木学会)
    講師:未定
2.委員会規約について
  大政情報委員会委員長より規約案の説明があり以下の通り決定した。
なお、シンポジウム委員会規約については、委員会規約及び講演会等細則に分けることとし、次回理事会に前川委員長が案を提出することとした。

日本農業工学会情報委員会規約

(総則)
第1条 日本農業工学会(以下、本会という)は、細則第10条に基づき、本規定を設ける。

(目的)
第2条 情報委員会は、次の活動を行うことを目的とする。
(1) 本会の事業を推進するための情報技術に関連した活動
(2) 本会に所属する各学協会の事業を支援するための情報技術に関連した活動
(3) 本会の広報活動のためのホームページの充実

(委員)
第3条 委員会は、本会の理事会において指名された委員長および委員で構成される。

(委員会の開催)
第4条 委員長は、委員会を招集し、委員の合議によって目的の推進を図る。

3.代議員(正会員・国際会員)の交代について
  現代議員の任期(平成15年12月31日)に伴う、後任代議員の推薦依頼 手続きを了承した。
報告締切:平成15年12月31日
4.年次予定について
  事務局案を承認した。
5.委員会規約について
  情報委員会及びシンポジウム委員会の規約については、委員長が原案を作成し、次回理事会で検討することとした。
次回理事会予定
    平成16年1月13日 13:30〜 農業土木会館6階第一会議室
    (フェロー選考委員会予定平成16年1月13日 11:30〜)
 

 


 

日本農業工学会第95回理事会議事録
日 時 平成16年1月13日(火)14:00〜15:00
場 所 農業土木会館6階第一会議室
出席者 中野会長、真木副会長、大政、村瀬、蔵田、笹尾、岩崎、田中各理事、(欠席:前川副会長、世良田、町田両理事)、冨田、花形(代理:今田)両監事、事務局:馬目
議 事 T.報告事項
1.日本学術会議の動向について
  中野会長より日本学術会議の動向について説明があった。
 
U.協議事項
1.フェロー推薦について
  今回のフェロー顕彰者11名を決定、規定により定時総会に告知する。
なお、フェロー委員会で、今後のフェロー候補者についても検討することとし、理事から次回理事会までに候補者リストを提出してもらうととした。
2.第20回シンポジウムについて
  事務局から説明があり検討の結果、以下のように決定した。

  日 時: 平成16年5月14日(金)13:00〜13:30 受付 13:30〜17:00 シンポジウム
  会 場: 農業土木会館 6階大会議室  Tel:03−3436−3418
  参加費: 1000円(資料代を含む)

  内 容: (順番は1月13日に論議する。)
  1.農業土木学会:
    テーマ 「バイオマスニッポン総合戦略」
    講演者 角田  豊(農林水産省農村振興局)

  2.農業施設学会:
    テーマ 「バイオマスの炭素固定能を活用した循環型社会の構築とその評価手法」
    講演者 杉浦則夫(筑波大学)                 

  3.日本植物工場学会:
    テーマ 「循環型社会における資源有効利用の変遷と農業分野の実践」
    講演者 杉山正彦(名古屋大学)

  4.農業機械学会:
    テーマ 「自然エネルギーの利用と循環型社会」
    講演者 東城清秀(東京農工大学)

  5.生物環境調節学会:
    テーマ 「培養漁業に関連する生物環境調節の役割」
    講演者 村上克介(大阪府立大学)

  6.総合討論
 
3.シンポジウム委員会規約について
  事務局より規約案の説明があり以下の通り決定した。

日本農業工学会シンポジウム委員会規約(案)

(総則)
第1条 日本農業工学会(以下、本会という)は、細則第10条に基づき、本規定を設ける。

(目的)
第2条 シンポジウム委員会は、次の活動を行うことを目的とする。
(1) 幹事学会から提出されたテーマの検討
(2) 幹事学会にシンポジウムのサブテーマ、内容、数及び講師の人選の依頼
(3) シンポジウムの広報活動のためホームページに掲載する内容の検討

(委員)
第3条 委員会は、本会の理事会において指名された委員長および委員で構成される。

(委員会の開催)
第4条 委員長は、委員会を招集し、委員の合議によって目的の推進を図る。

4.代議員(正会員・国際会員)の交代について
  事務局から代議員の交代についての報告があった。
次回理事会予定
     平成16年3月31日 14:00〜  農業土木学会会議室
           (フェロー委員会  平成16年3月31日 13:00〜  農業土木学会会議室)

 


日本農業工学会第96回理事会議事録
日 時 平成16年3月31日(水)14:00〜15:30
場 所 農業土木学会事務局会議室
出席者 中野会長、真木、前川両副会長、大政、村瀬、蔵田、笹尾、町田、岩崎、田中各理事、(欠席:世良田理事)、冨田監事、(欠席:花形監事)、事務局:馬目
議 事 1.第20回定時総会召集について  
  原案を承認した。
2.第20回定時総会提出議案について
  次の原案を承認した。
  議案1 平成15年度事業報告案
  議案2 平成15年度収支決算案
  議案3 平成16年度事業計画案
  議案4 平成16年度収支予算案
  議案5 フェロー顕彰者の報告
3.フェロー顕彰者について
   フェロー選考規則には、「役員が所属する団体の有する会員数の0.05%(ただし端数は切り上げ)を上限とした人数までの候補者を推薦することができる。」となっているが、正会員の会員数により推薦者の年齢がアンバランスになっていることについて検討を行った結果、平成17年度および18年度にアンバランスを解消することとし、農業土木学会および農業機械学会からフェローとして推薦することのできる年齢に達している会員を推薦いただくこととした。
 なお、その他の正会員については、選考規則通りとした。
 また、0.05%の比率については、0.1%と改定することを承認した。
4.新入会会員(国際会員)の承認
  野口 伸(北海道大学院農学研究科)、伊藤 信孝(三重大学生物資源学部)の入会を承認した。
5.シンポジウム委員会規約について
  20周年記念功績者顕彰について
 中野会長から資料−3により説明があり、検討の結果、功績者顕彰を行うこととした。
 なお、功績者の人選については、中野会長、真木副会長、岩崎専務理事による小委員会に一任することとした。
6.第20回シンポジウム
   前川シンポジウム委員長から資料−4より説明があり、時間配分等の詳細については、前川委員長に一任することとした。 
次回理事会予定
     平成16年5月14日 10:30〜 農業土木会館6階第4会議室

 


日本農業工学会第97回理事会議事録
日 時 平成16年5月14日(金)10:30〜11:30
場 所 農業土木会館6階第4会議室
出席者 中野会長、真木、前川両副会長、大政、村瀬、蔵田、笹尾、世良田、町田、岩崎、田中各理事、冨田、花形両監事、事務局:馬目
議 事 1.第20回定時総会提出議案の確認について
   提出5議案を確認した。
 なお、議案2.収支決算について事業費の運営費及び資料費が予算案との差が大きいため、平成17年度予算案を作成する時に、検討することとした。
2.第21回シンポジウムの幹事学会について
   日本農作業学会にお願いすることとした。
3.新入会会員(国際会員)の承認
   青木 正敏(東京農業大学大学院共生科学技術研究部)、早川 誠而(山口大学農学部)、大場 和彦((独)九州沖縄農業研究センター)の入会を承認した。
4.フェロー選考規則の一部改定について
   フェロー選考規則の一部改定について、審議のうえ、次のとおり承認した。

 第3条 日本農業工学会(以下本会という)役員は、フェロー選考審査基準に則り、フェローの候補者を1年にその役員が所属する団体の有する会員数の0.1%(ただし端数は切り上げ)を上限とした人数までの候補者を推薦することができる。
 
 付則第8条 平成17、18年度は、本規則第3条の0.1%推薦枠にかかわらずフェローの候補者を推薦することができる。
次回理事会予定
     平成16年8月2日 13:30〜 農業土木学会事務局会議室

 


日本農業工学会第98回理事会議事録
日 時 平成16年8月2日(月)14:00〜16:00
場 所 農業土木学会事務局会議室
出席者 中野会長、真木、前川両副会長、大政、村瀬、蔵田、世良田、町田、岩崎各理事、冨田監事、事務局:馬目
議 事 1.第21回シンポジウムについて
   担当世良田理事から資料−1により説明があり、検討の結果、「日本農業の持続的生産」、「物質循環」、「人間らしさの追求」等をキーワード(仮)として、テーマ及び講師の人選を具体的に企画し、次回理事会に提出することとした。
2.年次予定について
   事務局から資料−2より説明があり、第21回定時総会及び第21回シンポジウムの開催日を平成17年5月13日、会場を農業土木会館会議室として年次予定を承認した。
3.JABEE関係について
   中野会長から日本学術会議についての説明があった。
次回理事会予定
     平成16年11月1日(月)10:30〜、農業土木学会事務局会議室

 


日本農業工学会第99回理事会議事録
日 時 平成16年11月1日(月)10:30〜12:00
場 所 農業土木学会事務局会議室
出席者 中野会長、真木副会長、村瀬、蔵田、世良田、笹尾、町田、岩崎、田中各理事、冨田、花形両監事、事務局:馬目
議 事 1.第21回シンポジウムについて
 

担当世良田理事から資料−1により説明があり、検討の結果、以下のテーマと講師に決定した。
  【テーマ】環境型持続的生物生産への挑戦
  【サブテーマ(仮題)、講師】
   1.農業労働の持続的改善ツール  菊池  豊(生研センター)
   2.カバークロップを活用した持続的農業のデザイン  小松崎将一(茨城大学)
   3.再生資源としてのナシの剪定枝の有効利用  飯本 光男(千葉大学)
   4.食の安全・安心  池田 厚男(農工研)

2.JABEE関係について
  岩崎理事から資料−2により説明があった。
3.国際農業工学会について
 

中野会長からCIGRの総会について以下のような報告があった。
  ・次期会長  Prof.Ireniza deAlencar Nass(ポルトガル)
  ・次期事務局長 筑波大学前川教授(副会長)
  ・E-jounalに投稿を願いたい

4.その他
  (1) 中野会長から日本学術会議に次期への動向についての報告があった。   
 
 
・学術会議次期へ向けての動向

 次期(20期)会員の選出は、現在、総合技術会議及び学振の関係者により選考委員会を立ち上げ、選考方法の検討を行っている。
 候補者の情報収集のために学協会だけでなく大学にも情報収集の依頼を行っている。また、HPにも公開している。

・新しい学術会議のストラクチャー

 新しい体制の懇談会を前期(18期)会員を中心に設置した。
 課題は、研連のあり方、国際交流のあり方、学協会との連携のあり方、政策決定のあり方、幹事会の提言のあり方、部会の位置付け、委員会の割合

・19期会員はどのように関与するか

懇談会をはさんで意見を20期つなげる、研連は会員を通じて意見をつなげる、各協会は研連を通じて意見をつなげる

  (2) フェロー推薦について
 
 

 真木副会長からフェロー推薦状況の説明があり、11月30日審査報告書の締切、次回理事会前にフェロー委員会を開催すると報告があった。

次回理事会予定 
  平成17年1月11日 14:00〜、農業土木学会事務局会議室   

 


日本農業工学会第100回理事会議事録
日 時 平成17年1月11日(月)14:30〜15:15
場 所 農業土木学会事務局会議室
出席者 中野会長、真木、前川両副会長、大政、村瀬、世良田各理事、事務局:馬目
議 事 1.第21回シンポジウムについて
  世良田理事から別紙資料により説明があり、以下のように決定した。

環境型持続的生物生産への挑戦
主催:日本農業工学会
共催:日本学術会議   農業土木学研究連絡委員会
農業機械学研究連絡委員会
農業環境工学研究連絡委員会
農村計画学研究連絡委員会
農業総合科学研究連絡委員会

主旨:食料自給率の低迷や産業構造としての弱体化が叫ばれる中で、日本農業を取り巻く情勢はますます厳しさを増しており、将来像が見えにくい状況になっています。一方、科学技術は細分化、精緻化される傾向を強めています。
これまでの私たちの関心は、ハード面の充実に偏重していたといっては言い過ぎでしょうか。ミスマッチも散見されます。必ずしも新鮮な言葉ではないのかもしれませんが、「ハード面とソフト面の融合」ということがいまほど必要とされている時代は従来なかったと考えます。例えば、作物や家畜の生産効率をひたすら指向するが故に、環境問題へのインパクトを生じてきたことも事実です。
有機農法や自然エネルギーを用いた環境に易しく安全な古来の農業が見直されています。農作業の手法や農業従事者の高齢化を総合的に捕らえ、今日の問題になっています食の安全を考えた生産と環境が求められます。よって、労働、作業、再生資源利用と食の安全・安心を念頭に消費者の立場になって、未来永劫にわたって日本農業が健全に如何に持続するかを議論しますので、下記の通りシンポジウムを開催致します。万障お繰り合わせの上ご参加下さい。

日  時  平成17年5月13日(金)    13:30〜17:00
場  所  農業土木会館 6階大会議室 
13:30 会長挨拶       中野 政詩 会長
13:33 開会の辞  総合司会 岩崎 和己 理事

話題提供講師:
13:35 農業労働の継続的改善ツール       (生研センター) 菊池 豊
14:05 カバ−クロップを活用した持続的農業のデザイン(茨城大) 小松崎将一
14:35〜14:50 休憩
14:50 再生資源としてのナシの剪定枝の有効利用    (千葉大)飯本 光雄
15:20 「食の安全・安心」政策とトレーサビリティシステム(農工研)池口 厚男
15:50 総合討論    司会       日本農作業学会会長  坂井 直樹
16:50 閉会の挨拶             副会長 真木 太一

2.フェローについて
 

 真木副会長からフェローの審査結果の報告があり、45名のフェロー顕彰者を決定した。
 なお、推薦した理事は、フェロー顕彰者にフェローを受けられるか、受けられる場合は、授与式に参加するかを問い合わせを行い、事務局まで連絡を行うこととした。授与 式は、第21回シンポジウム終了後の17:00からとし、顕彰者の名前を呼び上げた後、代表者に授与することとした。
  また、フェロー顕彰者、シンポジウム講師および理事との懇談会は、17:30から農業土木会館で行うこととした。

3.国際農業工学会について
 

前川副会長から1月11日11:00〜12:00に行った、CIGR専門委員会国際農業工学 会小委員会の報告があった。

次回理事会予定
  平成17年3月31日 14:00〜、農業土木学会事務局会議室